家庭のような村が必要

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第二次世界大戦後オーストリアにおいてヘルマン・グマイナーによって創立されたSOS子どもの村は、世界136か国の恵まれない家族と子どもたちの生活を大きく変えてきました。それぞれの村は戦争、内戦、自然災害のためにすべてを失った人々に安全な住まいを与えています。SOS子どもの村を支える人々は、子どもたちを育てるには家庭のような村が本当に必要だということを理解しており、長期的な住まいを提供して母親と子どもたちはもちろん、孤児、捨て子、養育を放棄された子どもたちの支援に取り組んでいます。
単にベッドと食事を与えるだけでは十分ではないことを理解しているSOS子どもの村は教育、家族の強化、人々が利用できる医療の提供やその他のコミュニティ活動を通して、コミュニティを豊かにするために取り組んでいます。

すべての子どもには、生きて成長するために必要なあらゆる支援を受ける権利があります。子どもの基本的人権を守るために、国連は「子どもの権利条約」を定めています。しかし、この権利が守られていない子どもたちが世界で2億2000万人、10人に1人の割合で存在しています。彼らは孤立して生きています。単に周りに人が存在するからといって、孤立を防ぐことはできません。耳を傾けてくれる人や、自分を支えてくれるコミュニティや友達がいて、自分の居場所があると感じられ、心から頼れる人がいると思えることによって、孤立から抜け出すことができるのです。すべての子どもが家族の一員として愛され、尊重され、守られていると感じながら成長できる社会の実現を、SOS子どもの村は目指しています。

過去20年間にわたって、スイスホテル ホテル&リゾートのスタッフ、お客様、サポーターはこの慈善団体の活動に貢献してきました。今後も、世界・地域レベルでの資金集め、イベント、活動を通してSOS子どもの村をサポートし、世界の子どもたちが心身共に健やかに生きることのできる社会の実現を支援してまいります。#givingback

SOS子どもの村の詳細およびどのようなサポートができるかについては、http://www.sos-childrensvillages.orgをご覧ください。