スイスホテルが初の公的な持続可能性レポートを発表

スイスホテルの持続可能性
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チューリッヒ、2012年12月

スイスホテル ホテル&リゾートは、持続可能な発展への取り組みの一環として、初の公的な持続可能性レポートを発表します。本レポートは、国際的な当ホテルグループのお客様と関係者に、グループ全体の持続可能性に関する長期的戦略、目標、取り組み、実績について情報を提供するために作成されました。

スイスホテル ホテル&リゾートは過去3年間にわたり、持続可能性の実現を目指す確固とした戦略的な枠組みを構築し、その最終的な成果として世界的な持続可能性戦略とインフラストラクチャーを導入しました。この戦略を組織的に導入するために、持続可能性に関するウェブベースの統合型管理システムを全ホテルで採用しました。全施設で一貫した基準を満たすことができるように、スイス品質管理システム協会(SQS)の評価を受けて認定を取得したほか、国際的に認知されているISO 9001(品質管理)、ISO 14001(環境保護管理)、OHSAS 18001(労働安全衛生)の認定を受けました。外部パートナーの協力を得て開発、導入したレポーティングツールと分析ツールが、社会および環境保護への取り組みの効果を測定、評価する上で貢献しています。例えばコーポレートオフィスは、各ホテルが100以上の業績指標に基づいて作成した月間および年間レポートを集約、分析する際にも役立てています。全ホテルの持続可能性チームが、現地の規制、文化、慣習に配慮しつつ、企業戦略が確実に遂行されるように取り組んでいます。

こうしたホテルの努力が結実し、2009年以来、以下のような改善事項など、喜ばしい成果が上がっています。

  • お客様お1人1泊あたりの水消費量を11%削減
  • お客様お1人1泊あたりのCO2を13%削減
  • お客様お1人1泊あたりのエネルギー消費量を13%削減

「私たちにとっての持続可能性は、何を語るかではなく、どのような行動を起こすかです」と、スイスホテル ホテル&リゾートのマインハルト・ハック社長は言います。「当社の目的、目標、実績について、明確かつ誠実であることを目指しているため、すべてのパートナー、お客様、チームメンバーとの対話を歓迎いたします。この持続可能性レポートを公開することで、さらなるマイルストーンを達成できました。」

スイスホテルの持続可能性レポートは、グローバルレポーティングイニシアチブ(GRI)が定めるレポーティングの指針を順守し、レベルC基準を満たしています。さらに外部機関のSQSによって検証されています。

スイスホテル ホテル&リゾート

スイスホテル ホテル&リゾート(www.swissotel.com)は、定評あるスイスホスピタリティに加え、コンテンポラリーなデザイン、気配りの行き届いたサービス、人を引きつける魅力、有能なスタッフを兼ね備えた、賞に輝く個性的なデラックスホテルのグループです。いずれのスイスホテルも、保養地として人気の滞在先や都市部にあり、ビジネス地区やショッピング街へのアクセスが便利です。スイスの伝統とも言うべき当グループホテルは、組織的能力、細やかな気配り、安全、極上のご滞在をお約束します。

スイスホテル ホテル&リゾートは、ラッフルズ、フェアモント、スイスホテルの3ブランド傘下における102軒のホテルを世界に展開している世界有数のホテル企業である、FRHIホールディングスリミテッド社が所有しています。同社は、フェアモントおよびラッフルズのレジデンス、エステート、高級プライベート レジデンスクラブ施設も管理しています。